お手本のような三日坊主

本当にお手本のような三日坊主を果たしてしまった。笑っちゃうね。

というのもですね、第1志望だった企業の筆記試験をおもいっきり失敗してしまって、心がポキリとなってしまったからなのです。
問題文をしっかり読めてないミス、小学生の頃からずーーーーーーっと直らない

そして金曜日に高校の同級生と久々に会った。彼女はもう内定が出ているらしい……でも教育実習があったから、すごい努力していたんだろうな(教育実習に行く人は「教職志望です」って言わなきゃ行けないらしいから、実習期間とその前後は就活をやめなければならないらしい)(そりゃそうだ)

そこで話をする中で、ホテルの営業ってありかもしれないな……と思うようになった。大学の学びも活かせそうだし、大学時代に取り組んだことにも繋げられそうだ。あと普通にやってみたいなって気持ちがある。
それとは別で、同級生が「岐阜は名古屋まで1時間かかんないし、大阪にだって1時間で着く」って言ってて目からウロコだった。ホテルはどの地域にもあるからな、もっと範囲を広げて見てみようかな


今はIT企業の選考が2つほど進んでいるけども、どちらも面接官の雰囲気がよくて話しやすかった!とにかく褒めてくれる。いいね、おもしろいね、コミュニケーション能力があるね、人柄がとてもよいね、と言ってくれるのでテンション上がる。出版社の面接では一度もそんなこと言われなかった。
まぁ、出版社とIT企業を比べるのは間違ってるとは思うが…………出版社はかっちりしていてほしいって気持ちもあるし、不満はないけど。

あとは、聞かれることも微妙に違っていておもしろい。これに関しては受けてた出版社が大企業が多くてITは中小が多いからかもしれないけど、
「ご実家から離れて(引っ越して)入社という形になりますけど、ご両親はそれを了承していますか?」
この質問、3社から聞かれた。内定出してから「親が〜」って内定蹴られることでもあるのかなぁ??あと製造業に1社選考受けてるけど、そこは「ご両親は工場勤務を良しとしていますか?」って聞かれた。なんか、就職ってもう"親"という存在は関わってこないと思ってたからビックリした。知らない世界があるねぇ


そうそう、IT企業の選考は褒められはするけど、「あなたはもっと向いている職種があるんじゃないかな……」と遠回しに言われることが多い。まぁ、大学の専攻と違うし、ガクチカともあまり繋がりがないから、もし自分が面接官だったら(IT業界は第1志望ではないんだろうな)って思う……
そういう意味でも、ホテル営業ならそういう風には言われないだろうから挑戦してみたい。

1日に2度の面接

今日は2社面接があった。

1社目は第1志望なのもあり、気合を入れて望んだが、1対1の雑談形式の面接だった。結構楽しく話せたと思う。面接官の方にも「コミュニケーション能力に問題はなさそうですね」と言われたので素直に嬉しかった。
ただ、どうやら競争率が高いらしい。そうだろうな、夢のある会社だから、そこに惹かれる学生は多そうだ。
営業志望なので、二次面接に進んだらこの会社の製品をどう売り込みたいか考えてほしいと言われた。なるほど……


2社目は……正直失敗した。
自己紹介と自己PRをお願いします、と言われたけど、なんかとち狂って上手く自己PRできなかった。食品の会社なのに、全く関係ない話もしてしまった。
というか、事前にmy carrer boxで履歴書を送っていたので、それ前提で話していたんだけど、どうやら面接官はそれを見ていないらしかった。手書きの履歴書を別で送ってほしいと言われて、え!?mycarrerboxのESはなんだったんですか!?と困惑した。そんなことある?
他にどんな会社を志望してますか?という質問、実際に会社名まで言えって言われたのは初めてで焦った。スピード感を重視しているので内定承諾期間も短いですとのことだ。なるほどなぁ……正直、仮に通ったとしても選考を続けるか迷っている。うーん……通ってから考えよう。


明日は筆記試験なので勉強する。英語……久々にやるので心配だ……
しかし、最近はネットで勉強できるのが素晴らしいな。中学の時にtry itに出会いたかったよ。

22卒就活日記②

明日は面接が2つある。
Web面接のいい所は、交通費がかからないことと、多くの企業の選考を受けられるところだ。本当にありがたい。
今のところ、企業側がワタワタしてたところは……1社だけかな。そこも、たまたま回線トラブルが発生しただけっぽいし。リモートワークが進んでいなくても、web面接に関しては結構しっかりやれてる企業がほとんどだと思う。

逆に言えば、web面接はしません!一次からこっち来てもらいます!って言ってる企業は大体どこかおかしい。昨日の投稿でも書いたけど、社長がやばかったり、クチコミでボロくそ言われてたりする。大企業やそのグループ会社ならまだしも、従業員50人くらいのBtoBの中小企業でクチコミが荒れてるところは相当やばいんだと思う。実際、会社説明会聞いてても、社長が何話したいのか全くわかんなかったり、事業内容に「正気か?」みたいなものがあったり、福利厚生もめちゃくちゃだったり……
まぁ、やばい会社でも意外と働きやすい!とかあるかもしれないし……どうなんだろうなそこのところ……

それはさておき、明日の面接ドキドキだ。1社は第1志望なのでなおさらである。がんばるぞ!
今日は一日YouTubeで模擬面接みたいな動画を探して練習した。その流れで対策動画みたいなの見てたら、「まず質問を復唱すればその間に答える内容を考えられる!」って書いてあったんだけど、無理だが!?!?になった。それなら「少し考える時間をください」の方がいい気もする。一度も言えたことないけど。「うーんそうですね〜うーん……」ってめちゃくちゃ言ってしまう……


明日に備えて早く寝たいけど、最近はどうにも寝つきが悪い。適性検査で「寝つきが悪い」に「違う」と答える度に笑ってしまう。

22卒就活日記①

22卒、就活おわんね〜〜って感じだけど、新卒就活なんて今しか経験できないんだし、ちゃんと日記に残してみようと思った。



まず、私が本格的に就活をし始めたのは3月。
志望業界は出版。
5月までの2ヶ月間、出版に絞って就活した結果、今選考中の1社を除き全滅。20社くらい受けたと思う。
ただ、今にしてみればまぁ……せやろな……って感じ。

まず第一に、言うほど本読んでない。
本に囲まれた環境で生きてるけど、偏りすぎている。星新一と、赤川次郎と、宮部みゆき三浦しをん伊坂幸太郎くらいしか読んでない。SF好きを名乗るわりに、短編集みたいなやつしか読んでない。海外文学なんて銀河ヒッチハイク・ガイドしか読んだことない。
本屋大賞も、芥川賞も、大して気にもとめてない。
小中学生の頃はたくさん本を読んでいた。でも今は、私より本を読んでる人のほうがずっとずっと多い。なのに私は、小中学生の頃で時が止まっていて、自分は本を読むほうだと勘違いしていた。

でも、出版社に入るのに読書量はそこまで関係ないと思う。アンテナが高くて、協調性があって、人と話すのが得意な人、文章を書くのが上手い人が向いているのだと思う。
自分は、かなり保守的なところがあるのでアンテナが低い、協調性もない、人と話すのは好きだけど、自分の話を聞いてもらうのが好きなだけなので「会話」ではないと思う。文章を書くのも好きだけど、上手くはないだろう。向いてないんだなぁと思った。
実は、いま唯一通ってる1社だけ、編集ではなく営業志望で受けてみた。意外と一次面接が通ったのでビックリしている。というか、ここに関しては書類が通ったこと自体にびっくりしている。エントリーシートの他に、作文の提出があったのだが、それがあまり自信がなかった。面接ではこの作文にもちらりと触れてもらえて、ちょっと嬉しかった。話を戻すが、自分は編集には向いてないのか〜と思うと少しショックだが、まぁ人生は長いので、いつか編集に入れたらいいなと思って生きることにした。

さて、適性はともかくとして、出版社を受けるにあたってちょっと興味深いことがあった。
出版社は、手書きエントリーシートを郵送するよう要求してくるところが多い。それでも、my career boxやopenESでの提出を求めるところも数社あった。ちゃんと数えてないけど、半々くらいだったと思う。興味深いのは、手書きエントリーシートのところは通るけど、ネットでの提出はほぼ全部落ちたことだ。
私は字が綺麗な方ではないし、むしろ子供のような字でコンプレックスに感じていたほどだった。だから、手書きエントリーシートはいやだなぁと思っていたのだが、手書きエントリーシートしか通過しないとなると、これはどういうことだ?と不思議に思った。逆であれば、字が汚いから落ちたんだなぁと思えるのだが……
書いた内容はほとんど同じ。志望動機、自己PR、ガクチカ、ゼミの研究内容、趣味特技。
同じことを書いているのに、手書きエントリーシートしか通らない。Webで通らないのは、写真屋さんからもらった写真データがjpegでガビガビなのが原因か?と思って、写真を差し替えたりもしたけど意味はなかった。

まぁどっちにしても、次の一次面接で落ちるのであんまり変わりはないか……もしかしたら、手書きエントリーシートのところはよほど変なことが書いていない限り、一次面接でエントリーシートを参考に話をして決めるタイプなのかもしれない。知らないけど。



面接に関しては、完全に準備不足のことが結構多かった。書類で落ちたヤツはもう知らん。志望動機がクソなんだろうなってのはわかるし、もう見返したくもないので……
しかし、最初の面接なんて酷いものだった。てっきり、エントリーシートの深掘りだけだと思っていたので、往復6時間と5000円もかけた15分の面接を無駄にした。

以下上手く答えられなかった質問
「なぜこの大学に入ったのですか?」
親に県内の大学にしろと言われたのだが(経済的な理由で)、県内の大学で文系となると今の大学と、教育系の大学しかなかった。教育に興味がなかった……というか子供が苦手なので向いてないと思いこっちを選んだ。あと公立だけど私立型受験だったから数学使わなくてよかったのが最高!と思って受けた。
こんなこと就活の面接で言えるわけがない。それっぽいことを答えたけど、それっぽすぎて嘘だなこれ……感がマシマシだったと思う。

「どんな人といるときにストレスを感じますか?」
は?知らね〜〜
よくよく調べたら面接でよく聞かれる質問のひとつらしい。全く質問の意図が掴めなかったので適当に答えてしまった。バイトしてる時に、従業員同士が喧嘩してたのがストレスでした〜みたいなこと答えてしまったけど、編集って普通に作家と喧嘩することありそうだし(ド偏見)この答えは良くなかっただろうな。しかも、ストレスでした〜とか言ったけど、実はそうでもなかった。それぞれの話を聞いて、どこで齟齬が生じているのか把握するのが好きなので、むしろ最高の状況だった。悪く言えば野次馬。面接は本当のことを話すと受かる!ってよく聞くけど、これに関してはマジで本当のことを話すべきだったなと思うけど、面接中にすぐそんなとこまで思い当たらんかった。

「大学の専攻と違う業種ですけど、何故?」
うるせ〜〜〜〜〜
これはもう大学を適当に決めたのが失敗なので、スーパー自業自得。ただわりといろんなことが学べる大学なので、接点を見つけるのは結構簡単。ちゃんと対策してれば答えられるのかなと思う。

「東京で就活してるんですか?」
東京に限らず関東圏で〜って答えてたんだけど、志望先が多い→ウチが第1ではないのかな?と思われるからやめたほうがいいかもと教授に言われた。そういう意図の質問なの!?
大学の面接でも同じようなことを聞くらしく、こう答える人は内定を蹴りやすい……みたいなデータがあるらしい。全然関係ないかもだけど、と言ってたけど、実際東京で就活してたので別に関東圏で〜って嘘つく必要はゼロだったなと思った(それはそう)
単純に自分が東京に憧れてて、田舎コンプレックスを持っているので、それを見抜かれるのが嫌で「別に東京にこだわってるわけではありませんが?」ってスタンスを取ろうとしていた。ダセ〜

「あなたはどんな人ですか?」
これ、自己PRをしろってことだったのか……って終わってから気づいた。テンパって「明るくて元気です」とか意味のわからんこと言ってしまった。そりゃ落ちるわ。


集団面接も何回か受けたけど、コイツすげ〜ってやつばっかだった。一番すごいな〜と思ったのは、エンタメ中心の出版社で、自分の好きなエンタメの話をひたすらする面接があって、そこでちゃんと自己PRができてた人。例えば、こういう作品が好きです。こういうところが好きです。ってのに対して、面接官が「そういうのが好きになったきっかけは?」と聞き、それに対して「わたしには〜という経験があって、そこでこの作品に出会って、〜という力を身につけたんです」みたいに答えるヤツ。私は純粋に「周りの人間の影響で……」だとか、せいぜい「この作品のこういうところは今の現状にも重なって共感できて力を貰えた」みたいな、それは作者に言えよみたいな感想しか言えなかった。アホ〜


え?ていうか……面接10社もやってないかも……?7社くらい……?書類で落ちすぎでは……?
出版社諦めよう!って決めたの、結構大決心で、しばらく無意味に涙が止まらないくらいにはメンタルきてた。ゼミの会議中に関係ないのに涙出てきて困った。今は平気。


今はITと製造業を見てる。製造業は2社説明会が素晴らしいところがあって、そこ入りたいな〜って気持ちが強い。
もう大企業はこりごりだ〜トホホ〜って感じなので、あさがくと大学に来る求人で中小企業探してるんだけど、会社説明会がヤベ〜ところが多い。いや会社がヤベ〜ので必然的に説明会もヤベ〜のだろうけど。
やべーところは100%社長が説明会に出てきて、余計なことを話してあとで部下が必死にフォローを入れてくる。目も当てられない。そしてほぼ確で就活会議とかに会社の悪口がバカスカ載ってる。ひどいところはサクラだろこれみたいなのも混ざってる。

ただ……あんまり就活が上手くいかないものだから、会社がクソでもとりあえず選考は受けようかなぁ……みたいに思ってしまう。
でもこれは疲弊するだけなのでやめたほうがいい。二次面接くらいで、入りたくないのが見抜かれて微妙な空気になって終わるので(1敗)わかってはいるのに……内定ほしさで焦ってしまう……

キャリアサポートセンターの人に「年明けても採用募集してる企業たくさんありますから!」って言われたんだけど、まだ夏も明けてないのに年明けの話をされて泣いちゃった。


ただ就活してて自分に変化が起きていて、それが結構いいなと思ってる。
まず第一に、いろんな人の話が聞けるので視野が広がる。自分は結構世間知らずなところがあるので、これはかなりありがたい。
あとは、いろいろ挑戦してみよう!って気持ちになった。普段読まない本を読んだり、普段入らないようなコミュニティに入ったり、植物を育て始めたり……いまはラベンダーを育てている。ハダニが湧いているので毎日戦っている。これが結構楽しい。私がハダニを殺さないとこのラベンダーは死んでしまうんだな……と思うと愛おしい。


今日はここまで。